【ドローンのプロペラが4枚ある理由】

2026.9.29.Tue

Air2s

東京の空をパトロール!ドローンクエストのマサです!

ドローンが飛んでいるところを初めて見た方から、

「思ったより大きい!」
「どうやって空中で止まっているの?」
「なんでプロペラが4枚あるの?」

といった質問をいただくことがあります。

今回は、その中でも特によく聞かれる、

「なぜドローンのプロペラは4枚あるの?」

という疑問について、簡単に解説します。

 

1.4枚のプロペラで機体を安定させる

一般的な小型ドローンの多くは、**4つのプロペラを持つ「クアッドコプター」**と呼ばれる構造になっています。

ポイントは、4つのプロペラがすべて同じ方向に回っているわけではないということ。

通常は、互いに逆方向に回転するプロペラを組み合わせることで、回転による力(トルク)の影響を打ち消し合うように設計されています。

これによって、機体を安定させながら飛行することができます。


2.プロペラの回転数を変えて機体を動かす

ドローンは、プロペラの回転数をそれぞれ調整することで、機体を動かします。

例えば、

  • 上昇する
  • 下降する
  • 前進する
  • 後退する
  • 左右に移動する
  • 旋回する
  • 空中でホバリングする

といった動きを、4つのモーターとプロペラを細かく制御することで実現しています。

一見すると「プロペラが回っているだけ」に見えますが、実際にはフライトコントローラーなどが各モーターを細かく制御しています。

つまり、4枚のプロペラは、ドローンを自由に動かすための重要な役割を担っているわけです。


3.では、プロペラが1枚壊れても飛べる?

ここは少し注意が必要です。

「4枚あるから、1枚が壊れても残り3枚で飛べるのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、一般的なクアッドコプターは、プロペラやモーターが1つ故障すると、そのまま安定して飛び続けることは基本的にできません。

4つのプロペラを使ってバランスを取っているため、1つが停止すると機体の姿勢を維持することが難しくなります。

そのため、4枚のプロペラは「故障しても飛び続けるための冗長性」というより、4つの推進系を独立して制御しながら機体の姿勢・位置を安定させるための構成と考えたほうが分かりやすいでしょう。


4.なぜ6枚や8枚ではなく4枚なの?

ドローンには、4枚だけではなく、

6枚のヘキサコプター
8枚のオクトコプター

などもあります。

プロペラの数を増やすことで、より大きな機体や重量物を運ぶための構成にすることもできます。

一方で、プロペラやモーターが増えれば、その分だけ機体の構造や制御系も複雑になります。

4枚のクアッドコプターは、

「必要な機動性を確保しながら、比較的シンプルな構成にできる」

というバランスの良さがあります。

そのため、現在の小型ドローンでは非常に一般的な構造になっています。


5.4枚のプロペラだからこそできること

4枚のプロペラをそれぞれ独立して制御することで、ドローンは空中で姿勢を変えたり、その場で旋回したり、一定の位置を保ったりすることができます。

例えば、私たちドローンクエストが行っている建物の外壁調査でも、この機動性は重要です。

建物の外壁に沿って飛行しながら、

「もう少し右へ」
「少し上へ」
「この位置でホバリングして撮影」

といった細かな操作が必要になるからです。

特に高所の外壁や屋根などを撮影する場合、ただ「飛ばす」だけではなく、機体を安全にコントロールしながら、必要な画像を確実に取得する技術が求められます。


ドローンは「プロペラが回っているだけ」ではありません

普段、空を飛んでいるドローンを見ると、

「4枚のプロペラが回っている」

という単純な構造に見えるかもしれません。

しかし実際には、

モーターの回転数を細かく制御し、機体の姿勢を調整しながら飛行しています。

そして、実際の業務では飛行技術だけでなく、

  • 飛行前の安全確認
  • 周囲の状況確認
  • 天候・風の確認
  • 飛行ルートの設定
  • 撮影対象との距離管理
  • 撮影した画像の確認

など、多くの判断が必要になります。

ドローンは便利な機械ですが、安全に、そして目的に合わせて使いこなすには知識と経験が必要です。


ドローンクエストでは「飛ばす」だけではありません

ドローンクエストでは、ドローンを活用した特定建築物・建築設備の点検、ビル・マンションの外壁調査、土地の調査・測量などを行っています。

建物の調査では、ドローンを飛ばして写真を撮影することだけが目的ではありません。

「何を確認するために飛ばすのか」

という目的を明確にしたうえで、飛行・撮影・解析・報告までを考えることが重要です。

「ドローンでこんな場所を調査できる?」
「足場を組む前に外壁の状態を確認したい」
「建物の高所を撮影して記録しておきたい」

など、ドローンを活用した調査をご検討の方は、ぜひドローンクエストにご相談ください。

 
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